ぼどたん!~ボードゲーム探検~

北海道在住。ボードゲームについてのプレイ記、興味のあることなどを呟きます。

ヴァンパイア・クイーン

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「ヴァンパイア・クイーン」

作者 ヴォルフガング・クラマー

プレイ人数 3~12人

プレイ時間 30分

おすすめ度 ★★★★☆

 

私も大好き、簡単カードゲーム。

プレイ感はほぼ大富豪なので、ボードゲーム初心者ともすぐ一緒に楽しめます!

 

プレイヤーはヴァンパイア一族をまとめるクイーン!一族を脅かすヴァンパイアハンターから、1人でも多くの一族を地下墓地に逃がすのだ!というストーリーです。

 

●ゲームの勝利条件

手札を全て出し切った人が上がり!5回遊んで、マイナス点の少ない人が勝利者です。

●ゲームのルール

カードには1から14の数字が書かれており、これを人数によって9~13枚を手札として配ります。

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まずは適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。スタートプレイヤーは「20のヴァンパイアハンター」、スタートプレイヤーの右隣の人は「15のヴァンパイアハンター」を受け取り、自分の前に置きます。

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スタートプレイヤーから手札を場に出していきます。好きな数字を出していいですが、複数枚出す時はすべて同じ数字出なければいけません。大富豪と同じですね。(スタートプレイヤーはこの時ヴァンパイアハンターを出すことが出来るのですが、これについては後述)

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各プレイヤーは時計回りに、出されたものより大きな数字を出さなければなりません。複数枚の時も同様です。出さない場合はパスをします。こうして全員に一回ずつ手番が回ってきたら終了。1番大きな数字を出したプレイヤーが、次のスタートプレイヤーになります。

こうやって、すべてのカードを出し切ったプレイヤーが上がります。他のプレイヤーは、手札に残ったカードの数字の合計がそのままマイナス点になってしまいます(;´Д`)!大きな数字のカードを切り札に残していた場合ほど大惨事になります(笑)

 

ヴァンパイアハンター

スタートプレイヤーになったら、通常通りカードを出す代わりに「ヴァンパイアハンター」を出すことができます。(直前に獲得したばかりのハンターは出せません)

 

このゲームがただの大富豪と違うところ、それがこのヴァンパイアハンターです(๑´ω`๑)このカードが出されると、途端に別ゲームの様相を呈します。

 

ヴァンパイアハンターを出されると、ハンターを押し付け合う競りが始まります。なぜ押し付け合うかというと、このハンター、ゲーム終了時まで持っておくと、その数字がマイナス得点になってしまうからです!

ハンターを出したプレイヤー以外のプレイヤーは、場に1枚ずつカードを出します。そのうち、最も大きなカードを出した人がハンターを引き取ります。さらに、場に出された全てのカードを手札に入れなければなりません( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)そしてハンターを引き取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。

(この競りの時ヴァンパイア・クイーンを出すと1と見なされます)

 

この押しつけあいがスリリング!ハンターが何回競りに出されるか分からないので、なるべく小さな数字を確保しておきたいところですが上がるためには中々そうもいかず…。

 

勝っても負けても笑いの絶えない良いゲームです😄